【歯科医師】非常勤の掛け持ちで賢く働く|バイト勤務メリットデメリット

多様な働き方

歯科医師転職経験者のまいです。

歯科医師として働くとき非常勤と常勤どちらで働くのがいいか悩みますよね。

相性ばっちりの医院があれば1つの場所で常勤がラクですが、なかなか上手くいかないものです。

・非常勤か常勤か悩んでいる
・賢く働きたい
・仕事選びに失敗したくない

リスクを回避するためにも非常勤でいいとこ取りな働き方ができるのでおすすめです。

メリット・デメリットを知って自分に合った働き方を知りましょう。

目次

非常勤の働き方種類

非常勤と一言に言っても働く環境によって大きく異なります。

クリニック(個人・法人医院)

開業医のクリニックで非常勤は曜日で決めて勤務している人が多いです。

掛け持ちしながら週1〜週5など医院の希望と自分の希望に合わせて働けます。

日雇い勤務

学会の関係で歯科医師が不足している医院や学校や職場の検診などで数時間〜1日単位での勤務形態です。

転職活動中の短期バイトや産休明けのリハビリ感覚ではじめる人も多いです。

専門分野の非常勤

  • 矯正歯科
  • インプラント
  • 麻酔
  • 口腔外科


などなど専門性のある処置を医院が必要とするタイミングや第何週の曜日で決まっているなど勤務日数も様々です。

大学(病院)勤務

大学病院であれば出張や派遣、外勤日などで他の医院での勤務をは並行するのも当たり前に行われています。

外勤日は決まっているため大学とのつながりのある医院を並行していることも多いです。

歯科医師の非常勤メリット

好きなように休みを組める

自分が休みたい曜日を考えて出勤日を組みやすいです。

周りの友人と休みを合わせておくと休日を楽しむこともできます。

また土日は勤務時間が短く設定されている医院も多いため効率的に稼ぐためにあえて平日休みをとる方法もあります。

比較的休みやすい

担当医制でも勤務日数が少ないと担当患者も少ないため予約の調整がしやすいのが特徴です。

長期旅行の計画も立てやすくプライベートの充実につながります。

まわりへの迷惑も少ないためトラブルやストレスにもなりにくいのは嬉しいポイントです。

人間関係のトラブルが少ない

歯科医院は狭い世界なのでお互いにストレスが溜まりやすくなります。

しかし非常勤として働くことで、程よい距離感を保てるため面倒な人間関係に巻き込まれるリスクが減らせます。

毎日決まった人たちと顔を合わせるより色んな医院で変わる方が気持ちに余裕ができます。

経験値が積める

1箇所で働いているとその医院独自のルールだけを覚えてしまいます。

そのため非常勤の掛け持ちで働くことで色んなやり方を学ぶことが可能です。

複数のやり方を一緒に極めることができるため、他の医院での診療方法を活かせます。

スタッフ連携のやり方、処置材料や使い方、患者への説明や対応など他のドクターのやり方も学んでおくことが価値になります。

退職しやすい

働く前に退職を考えるのは早いですが、勤務医である以上いつかは辞める選択をする可能性高いです。

そのため出勤日数が少ないことで退職しても医院側の負担も少ないため辞めやすさがあります。

また代わりの歯科医師も見つけやすいため退職への罪悪感も感じにくいです。

いつでも辞められると思えると気持ち的にもラクに働くことができます。

常勤になる前のお試し

常勤になる医院を探していても実際働いてみないとなかなか自分に合っているか分かりにくいものです。

そこで非常勤からいくつかはじめて常勤で残りたい医院に移行なら医院も採用しやすいです。

大きい環境変化もなく常勤になれるのは精神的な負担の軽減になります。

歯科医師の非常勤デメリット

盲目的に非常勤にならないように知っておきたい非常勤のデメリットも紹介していきます。

ボーナスがない

非常勤の場合はボーナスはもらえないため、常勤→非常勤になった人は特に要注意です。

ボーナスなしで生活費が十分にまかなえるように給料を考えて医院を選ぶ必要があります。

ボーナス目当てに高い買い物をしないように気をつけましょう。

健康保険や年金の支払い

常勤だと医院側が行なっていたので意識が低かった健康保険や年金、住民税にも注意が必要です。

勝手に給料から引かれていた支払いを自身でやらなければいけません。

支払いのタイミングもバラバラなのでうっかり忘れに要注意です。

自身の予定管理が大切

予定管理を間違えると仕事が被ってしまうトラブルにも繋がります。

また旅行などで長期休みをもらう際も医院ごとに早めに伝えないと医院によって希望の日に休みが確保できない原因です。

不規則な予定は医院との共有も忘れずに行いましょう。

慣れるのに時間がかかる

新しい環境で働く医院の数だけ医院のやり方を覚えなければいけません。

基本的なやり方を覚えて慣れてくるまでは回数がかかります。

仕事を覚えたと感じても次の出勤日が離れているとどうしても忘れやすいです。

さらに他の歯科医師やスタッフと馴染むのも意識しておかないと時間がかかります。

非常勤で賢く働くためのコツ

少ない日数から徐々に増やす

いきなり日数を増やすよりも最初は週一などに留めて徐々に無理のない範囲で日数を増やしていきましょう。

あとから勤務日数を増やすのは簡単ですが、勤務日数を減らすのは代理歯科医師の確保などですぐには対応できません。

まずは小さくはじめて以下のことを考えたいです。

  • 体力的に余裕がある
  • 医院の雰囲気が良い
  • 長く勤められそう

このように考えられてから勤務日数を増やすとバランスよく働くことができます。

ライフスタイル意識の働き

休みが欲しくなりやすいタイミングを考える

・いきたいライブが土日に多い
・学会やセミナーで休みをもらいがち
・仕事後に友達と飲み会が多い


曜日で予定が入りやすいのであればその曜日をさけた勤務形態の提案をはじめからしておきましょう。

また休みをもらいやすくするために、他の歯科医師と交代しやすい環境や非常勤が多い医院だと交代しやすく休みを確保できます。

勤務時間や勤務地も遊びに行きやすい場所にするのか自宅からの通勤しやすさを重視するかも大切です。

仕事を詰めすぎない

仕事はキャパぎりぎりまで詰めすぎてしまうと融通がききにくくなってしまいます。

せっかく稼げても使える時間がないくらい詰めてしまう人も少なくないため、プライベートとのバランスを考えて仕事量を考えましょう。

1番頑張れる時期に仕事量を決めてしまうと疲れが出てきたときに限界を迎えてしまうため、すこし余裕がある状態をキープすることが大切です。

まとめ

非常勤で働くことで良いとこどりが多いです。

自由度の高い非常勤勤務からはじめて、自分に合った医院が見つかったら常勤に移行もできます。

賢く非常勤歯科医師として働いて効率的な働き方を見つけましょう。

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