歯科医師がしんどいと感じる瞬間|辞める理由や疲れるストレス原因

コラム

歯科医師はなるまでが大変かと思ったらなってからも苦労の連続でしんどいと感じる人も多いのではないでしょうか?

  • たくさんの人に気を遣う
  • 体や心がすり減る
  • 頑張りが報われない

学生の頃に想像した歯科医師像とみんなはどのくらい離れているでしょうか?

同じような悩みが多い歯科医師のしんどい瞬間をまとめました。

さらに共感される詳しいしんどい理由を紹介していきます。

目次

歯科医師年収が低い

国家資格を頑張って合格しても思ったよりも収入が少ない・・・

“歯科医師=金持ち”だった時代は薄れて頑張っても報われない人が多くなっています。国家試験の合格率もあがって歯科医師免許への価値が下がる原因となっています。

他にも原因は様々で、

◯歯科医院の増加:現在はコンビニ数より多いことで患者ひとり当たりの収益が減少するため年収低下につながります。

◯診療報酬の低さ:保険治療の点数が低いことで多くこなさなければプラスになりません。処置によっては頑張れば頑張るほど赤字につながる原因にもなります。

◯医院競争の激化:地域によって歯科医院数の差が激しいため人気な地域は患者の確保が厳しくサービスなどに予算が当てられる原因です。

これらの原因によって年収が減少し、開業を考える人や歯科医師でも副業も並行する人が増えてきています。

人間関係に疲れる

勤務医であれば院長への気遣いをしながら歯科衛生士などのスタッフたちにも気遣いが必要になります。

・院長、他の歯科医師
・患者
・歯科衛生士、歯科助手、受付

医院全体の雰囲気が良ければやりやすさに繋がりますが、機嫌が悪い人がいるとそれだけでストレスの原因となりしんどくなります。

色んな立場の人に対して気遣うポイントも変わってくるのでエネルギーが消費されます。

忙しいのにリスクも高い

繊細な技術が必要でも関係なく忙しさが伴う歯科治療。

・医療事故への不安が常にある
・難しい処置でも時間が同じ
・お昼の時間も削られる

診療枠の予約がみっちり入って余裕がないのにトラブルも自分で対処しないといけません。

医療行為というリスクのある処置をおこなっているのに時間との戦いで神経がすり減ります。

患者への気遣いが大変

歯科医師は技術職と言われているにも関わらず、患者とのコミュニケーションが重要なスキルになります。

処置もしつつ多様な患者のニーズに応えることへの大変さがあります。

歯科医師が気を使ってもラポール形成ができても他のスタッフからの態度で患者トラブル発展の原因です。

治療への不信感につながると最悪の場合、訴訟問題にもつながる原因になり得ます。

プライベートが削れる

・診療最後に急患の受け入れ
・休日のセミナー参加
・残業が多い

診療が長引いたり、終わっても技工物関係やカルテ入力などで残業が多くなることもあります。

予約は受付管理なことが多いため自分ではどうしようもできないことも多いです。

診療時間の拘束はもちろん、休日でも学会やセミナー参加によって休日のプライベート時間まで削れてしまいます。

スキルアップは診療時間内にできる環境は少ないので自分の時間を費やす原因です。

体を酷使する

歯科医師になって意外と多いトラブルが腰痛や首の痛みなど体の不調です。

若い年齢でも歯科医師の仕事を始めてからぎっくり腰を患うようになった人もまわりに少なくありません。

さらにユニットのライトや拡大鏡、マイクロの使いすぎで目にも症状が出る人も多いのではないでしょうか。

カラダの問題は歯科医師人生を縮める大きな原因にもなるため普段からストレッチやマッサージを受けるように習慣つけることが大切です。

常に学びが必要

国家試験に受かれば勉強から解放!・・・かと思いきや歯科医師になると常に情報のアップデートが必要になっていきます。

保険診療の改定や最新治療が次々に出てくることで自分から積極的に学んでいかないと診療技術が追いつかない原因です。

・保険診療の改定
・最新技術の更新
・検査基準の変更

さらにデジタル化で新しい技術が出ても必ずしもラクになるわけではないため正しくメリットデメリットを理解して判断することが大切になります。

歯科医師であり続けるためにも学びが続いていきます。

まとめ

共感できたしんどい瞬間はありましたか?

◯歯科医師年収が低い
◯人間関係に疲れる
◯忙しいのにリスクも高い
◯患者への気遣いが大変
◯プライベートが削れる
◯体を酷使する
◯常に学びが必要

歯科医師になってもしんどいことはたくさんありますよね。

職場の問題なら改善する余地もあるため自分に合った環境を見つけていくことも大切です。

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