転職5回経験、歯科医師の“まい”です。
歯科医師の転職って一般職よりも少ないから情報も少なくて不安なことも多いですよね。狭い医院で自分に合わなかったら地獄です。
そんな歯科医師の転職のやり方から押さえておきたいポイントまで説明していきます。
この記事はこんな人におすすめ
- 転職したいけど何から始めたらいいかわからない
- 失敗しない転職方法を知りたい
- 転職にたいして不安がある
ひとりで不安になりやすい転職を少しでも前向きに取り組めるようにしていきましょう。
今後の自分の新しい生活のために役立ててください。
目次
転職を失敗しないために大切なこと
ただ転職するだけなら医院が多く存在する現在ではあまり困らないと思いますが、自分に合った医院への転職を成功させるためには次の流れがとても大切です。
転職を行うときは、
現状把握→自己分析→転職準備→見学→面接
この流れを意識していくことが大切です。
それぞれの大事なポイントを説明していきます。
現状の把握
現状の把握とは、今の医院での不満などを知ることです。
これだけ見るとわざわざ書かなくてもわかっていると思う人も多いと思いますが、実はすごく大切な工程です。
転職を失敗する人は意外と同じ失敗を繰り返していることがとても多いのです。
目先の情報にとらわれたり、自分の性格上の問題であったり原因は様々ですが、望んでいなくても同じ道を渡らないように現状の問題点を挙げて行くのが大切です。
具体的に把握したいこと
- 辞めたくなった医院の不満
- 辞めるほどではないが不満なこと
- この医院で働こうと思った理由
現在どんなに不満でも何かしら働こうと思った理由があるはずです。
一番危険なのが“なんとなく”これが理由の場合は転職しても、医院を客観的に選べずに同じミスを繰り返す原因になります。
なんとなくの場合は働くのをとどまらなかった理由を考えるのがおすすめです。
自己分析
自己分析では転職先を探す方法などや医院決定のための方法につながります。
例えば断るのが苦手なタイプや流されやすいタイプだと院長の押しで医院を決めがちです。
そのため第3者が関わる方法や断る方法なども考えて転職活動を考えていくことでより自分にあった医院を見つけることができます。
流されやすい人におすすめ転職方法
・転職エージェント経由
・知り合いの紹介
転職準備
転職で医院を探す方法には、以下の5種類
- 転職エージェント
- 求人サイト
- 知人の紹介
- ハローワーク
- 医院HPの求人
これらの方法で重要なのは、自分に合っているかです。
どの方法も特徴があるため最大限活かせるように選びましょう。
▼おすすめ転職サイトはこの記事で読む
転職エージェント
転職エージェントは、無料で担当者(エージェント)が希望条件に合った求を無料で紹介してくれるサービスです。
応募書類の添削や面接サポートまで行ってくれるので転職が不安な人や求人を探す手間を省きたい人におすすめです。
\歯科医師求人情報 /
求人サイト
求人サイトは、自分で求人情報を自由に検索・応募ができるWebサイトです。
自分のペースで調べられて気楽に使えますがその分、情報が正確か判断には気をつけましょう。
知人の紹介
知人の紹介は、知っている人だからこそ信頼して働ける医院が見つけられる方法です。
具体的な情報だけでなく、医院の雰囲気も聞くことができます。
ハローワーク
ハローワークは、国が運営する就職支援サービス施設で求人情報の閲覧や応募が可能です。
地域密着型の求人が多いため地元の求人が知りたい人におすすめです。
医院HPの求人
医院HPの求人は、医院が直接ホームページに求人を掲載している採用情報です。
仲介業者を介さずに直接応募が可能です。
見学
意外と多いのがなんとなく見学、またはそもそも見学せずに決める人が一定数います。
しかし一番現場の雰囲気を感じられるため見学はかなり重要です。
求人情報ではわからない医院の雰囲気を感じましょう。
治療環境はもちろん、人間関係が合っているかスタッフの雰囲気も知っておきたいポイントです。
見学時の大事なマナー
時間に余裕をもって到着:意外と受付で患者対応中で通されるのが時間を過ぎてしまう可能性あり。
院長からしたら遅刻してこられたと勘違いにつながる原因になるため5分前には院内に到着できるように。
自分から挨拶:あいさつは簡単にできる印象アップ術です。
院長だけでなくスタッフにも丁寧にあいさつできるだけで医院全体から評価してもらえます。
あとは患者からすると見学なのかは関係ないため医院の一員のようにあいさつを忘れずにしましょう。
診療の邪魔をしない:見学に夢中になって動線を塞がないように配慮して見学する。
見学での注目ポイント
一番着目したいのは医院全体の雰囲気です。
そしてドクターの処置に対してどれくらい周りが気にかけて対応してくれているのかが大事なチェック項目です。
1人で形成してるのにだれも気にしていない場合は要注意です。
面接
面接は医院によっては軽く終わらせることも多いですが、医院としてもまともな人と一緒に働きたいと考えているため意外と面接で落ちてしまう人も少なくありません。
特に他にも就職希望者がいる場合は真面目に転職対策が大切です。
履歴書を見ながら面接することも多いため履歴書に書かれていることはスムーズに答えられるようにしましょう。
履歴書の書き方
良い医院の見分け方
良い医院かどうかの判断におすすめなのが、衛生士トップの雰囲気。
衛生士トップの雰囲気が医院の雰囲気といっても過言ではありません。
衛生士がいない場合はスタッフ内のトップが重要です。
このトップが穏やかな印象の医院はドクターとスタッフ間の連携も取れやすい医院である可能性がかなり高くなります。
緩衝材になる人がいることで医院全体の雰囲気がよくなる傾向です。
悪い医院の見分け方
特に気にしている悪い医院の見分け方は、
・院内が散らかっている
・新しいキャンペーンが多い
・人の態度が悪い
タンボールが患者の見える位置まで積み重なっていたり、器具が散乱している医院は院内の管理自体が乱雑なことが多いです。
院内が狭いのはしょうがないが、ものが溢れているのは在庫管理ができていなかったり余計な思いつきで増やしたものが多い可能性大。
また新しいキャンペーンが多い場合は院長の思いつきで院内が振り回されてる可能性が高く、月毎に変化している場合は要注意です。
最後の人の態度が悪いのは院長やスタッフが見学者に対して威圧的な態度をとる場合は人間関係が問題になりやすい医院の傾向です。
履歴書の書き方
履歴書の書き方でその人の人間性がでてきます。
誤字が多い・略語が多い・書き方が雑などはマイナス印象に繋がります。
また面接にも履歴書は活用されることが多いため、なんとなく書いて面接で焦ってしまう原因になりがちです。
意外と知らない書き方のポイントを抑えて提出しましょう。
やりがちなミス
・ピンポイントの条件だけに飛びつく
・見学せずに決める
・焦って決めてしまう
特に多いのが、給料だけみて決めてしまうケース。
給料高いから大丈夫だと思っていても働いてみたらノルマやパワハラで超絶ブラック医院だったりすることは少なくありません。
他にも求人情報は給料高かったのに、勤務直前で最初は低い給料設定にされたり条件を足されることもあるので要注意です。
転職しているとなかなかピッタリの条件に出会わずに妥協する原因にもなります。
せっかく転職したのに前の医院と比べてあまり変化がないのはもったいないです。
医院への見学でしかわからない雰囲気などもあるため面倒でも必ずチェックしましょう。
コメント